2014年の抱負

抱負

2014年の抱負は

できるだけ失敗する

でいく。

年齢と最適な学習の仕方

子供がどうやって学んでいくかを見てみると、とりあえず何も考えずにやってみて失敗しフィードバック制御していく、ということをしているように思える。そもそも何も経験が無い状態ではそれしか採れる戦略が無いし、子供は経験から学習する能力が物凄く高い。

身体的に成長するにつれて経験から直接学ぶ能力は衰えていく。じゃあ大人は失ったものを嘆くことしか出来ないのかというと、そんなことは無いと思う。大人にあるのは経験によって収集した「構造」とそれを利用した類推。類推ができるので、ある分野における経験がその分野でしか活かせないなんてことはない。そして各人の得た「構造」を共有するための言語、書籍がある。

しかし、やはり経験は軽視できない。どうするべきかとウンウン唸っているよりも、一回試してみることで結論がでることってやっぱり多い(ちなみに僕はウンウン唸っているうちに気づいたら人生終わっちゃうレベルのウンウン狂である)。あらかじめ書籍などでザッと概略をつかんで、実地訓練でたくさん失敗するというのが、現在の僕にとっての学習の仕方の最適解。

失敗と恐怖心

幼い頃、よく子どもたちがするように高いところから飛び降りる遊びをしていた。そのとき最も恐ろしく感じるのは初めて飛び降りる「前」だった。飛び降りている時はもう怖さなんて感じている余裕はない。そして一度飛び降りてみると、自分が思っていたほど恐ろしいものではなかったし、楽しささえ覚えたものだ。

こういうことは大人になって毎日を過ごしている中でも無数にある。何か新しいことを始める一歩を踏み出す際の恐怖心は、むしろ大人になってからのほうが大きいような気がする。どうしても失敗が怖くなる。

無論高層ビルから飛び降りたら死んでしまうが、そんな場面って滅多に無い。今年は、えいやと一歩踏みだそうとしている自分の背中を、できるだけ押してやりたいと思う。